第二回ゼミ

  4限終わりに研究室の前に行くと札も講義中になっていたので何人かで待っていたんだけど途中で電気がついてるのに気づいて一応ノックしてみたら普通に先生いてちょっと心の中で笑ってしまった。正直この気持ちを誰かと共有したかったけどタイミング失って若干辛かった。

 そんな感じで研究室とは別の教室で活動することになったのだが、先生が来る前にちょっと面白いことがあった。それはいきなり広くなった教室でどういう風に座るかという問題で最終的には先生が机をくっつけて班みたいにという指示だったが、先生が来るまでは「まばらに座る?」とか言い合って結構盛り上がっていた。

 そんなこんなで始まった今日の活動の内容は「絆創膏」を題材にしたもので、観察の練習だった。具体的には利き手をけがした設定の人を決めて、けが人役は片手で絆創膏を貼る。それを残りが貼るまでの行程やそのときのけが人の気持ちなどを観察する。簡単そうと最初は思っていたが、やってみると全然追いつかないし、情報量は少ないしで大変だった。あと、自分がけが人役の時はなかなか絆創膏を貼ることができなかったのでいい実験台になったような恥ずかしいような複雑な気持ちだった。次にそれを踏まえた新商品を1つグループで作ったのだが、機能を考えることに執着し過ぎたということは聞いていてなるほどと思った。まだほんの少ししか触れていないが「観察」というものは奥が深いと感じた日だった。これから回を重ねて何でも吸収していきたい。